韓日会談、唯一の合意は「疎通しよう」…本音は「そちらから譲歩を」の平行線
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.25 19:00
「実質的な進展がなかったという評価が出るのも当然だ。本質的な部分で進展があったわけではないためだ。しかし『成果も出せないのになぜ行ったのか』と言われれば悔しい。韓日関係が危うい状況で、外交当局は絶えず疎通してきたと自負している」
李洛淵(イ・ナギョン)首相と日本の安倍晋三首相の会談の結果について、外交部の高位関係者が25日、記者らに会って出した自評だ。実際、24日の韓日首相会談の成果は、外交当局間の疎通を通じて両国関係の改善案を議論しようという程度がすべてだ。日本の経済報復や韓国の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定などの懸案は議論されず、大法院(最高裁)の強制徴用判決とその後の措置については、それぞれ相反する立場ばかり改めて確認した。