現代車が投資したロボット会社、飛び出し事故を避ける技術保有
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.24 10:35
現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)首席副会長が22日、タウンホールミーティングで「未来の現代車グループ事業の20%はロボティクスになるだろう」と述べたことを受け、現代車グループのロボット事業に関心が向けられている。
現代車グループが最近投資したロボット会社は米ボストンの「リアルタイム・ロボティックス」だ。デューク大出身のエンジニアが創業したロボットスタートアップで、自動運転車の核心技術を開発中だ。現代車グループは16日(現地時間)、リアルタイム・ロボティックスの「シリーズA投資」(商業化前の技術投資)に参加した。1170万ドル(約13億円)規模の今回の投資には、現代車グループのほか、日本の三菱電機、オムロンベンチャーなどが参加した。
リアルタイム・ロボティックスは2016年にデューク大で始まった「ロボットモーションプランニング」プロジェクトを基盤に創業したスタートアップ。一般ロボットは人を傷つけるほど強い力を持ち、人が近寄れば停止したり速度を落とさなければならなかったが、リアルタイム・ロボティックスは人と共に作業ができるよう速度と力を制御して回避するセンサーがある。人がする作業の補助の役割にすぎなかった協同ロボットの限界を越えるという意味だ。