【時視各角】中国で足マッサージを受ける時代は終わった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.23 09:46
中国の影が韓国を覆っている。修交当時は同じだった経済規模が8倍に拡大し、中国に対する貿易依存度が25%を超えた。こうした経済構造が担保になっているのか、中国は露骨に韓国を見下げている。大統領特使の座席も部下の香港行政長官を座らせた席に配置した。中国が最初からそうだったわけではない。中国はかつて韓国を「驚異的で神秘的な国」と見なした。中国が社会主義実験で眠っている間、韓国は国家発展の優等生になったからだ。
眠りから覚めた中国はトウ小平が1978年に改革開放に進み、「漢江(ハンガン)の奇跡」を起こした韓国の朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領主導の国家発展戦略をそのまま追った。さらにそのような印象は1992年に中国が体制を乗り越えて韓国と修交する本質になるのに十分だった。この時から韓国の産業現場見学は中国指導者の必須コースになった。習近平主席も地方政府官僚時代から韓国を出入りした。