トランプ大統領、1回目の国防総省ブリーフィング当時に「日本・韓国・ドイツは金食う怪物」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.22 16:09
米国のドナルド・トランプ大統領が韓国や日本など核心同盟国を「金食う怪物」とこき下ろしていたという主張が公開された。トランプ政権の初代国防長官であるジェームズ・マティス氏が2017年、国防総省でトランプ大統領に初めてのブリーフィングをしたときにこのような発言が出てきたという。
マティス前長官の演説文作成者だった元海軍将校のガイ・スノッドグラス氏が29日に出版する著書『Holding the Line』でこのように主張したと、米政治専門メディア『Politico(ポリティコ)』が21日(現地時間)、報じた。
ポリティコがこの日抜粋した著書の内容によると、2017年7月20日、トランプ大統領が国防総省を訪問した当時、マティス前長官とレックス・ティラーソン前国務長官、ゲリー・コーン前国家経済委会議(NEC)委員長が同席した。まずマティス前長官がトランプ大統領に対して、韓国と日本に駐留した米軍兵力と駐留費用などについて詳細に説明した。彼は在韓米軍と在日米軍が60年間にわたり両国の平和を維持するのに寄与したと説明した。また、韓国が平沢(ピョンテク)米国基地移転費用を出していて、日本も米海兵隊が沖縄からグアムに移転するのに必要な費用の一部を負担していると説明した。