中国が強く反発も「日米が新型中距離ミサイル配備を協議」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.22 13:53
米国が日本と新型中距離ミサイルの配備をめぐる協議を始めたという。朝日新聞は22日、米軍幹部を引用し、「18日に米政府高官が訪日して防衛省、外務省、国家安全保障局(NSS)の幹部に会い、(新型ミサイルの配備について)今後どうするかを議題に挙げた」と報道した。中国の強い反発の中、韓国も配備候補地に挙がっている状況であり、日米間の議論が注目される。
米国は8月、射程距離5500キロ以下のミサイルの廃棄を骨子として冷戦時代にロシアと締結した中距離核戦力全廃条約(INF)から離脱した。ロシアが条約を無視して新しい武器を開発しているうえ、中・長距離ミサイル戦力を急速に強化している中国が抜けているため条約自体が無意味というのが米国側の立場だった。