映画『82年生まれ、キム・ジヨン』、新しい韓流の兆し
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.10.22 11:17
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(キム・ドヨン監督)がアジアで人気を得る兆しを見せている。今月23日公開される『82年生まれ、キム・ジヨン』は日本・中国など17カ国に販売されて大きな呼応を得た同名の小説を原作にしている。小説の話がスクリーンに映されて原作がもう一度アジア各国でベストセラーの仲間入りを果たした。このような関心を映画につなげるものと見られる。
『82年生まれ、キム・ジヨン』は1982年に生まれて2019年の今日を生きているキム・ジヨン(チョン・ユミ扮)の誰も分からなかった話を描いた映画だ。韓国でフェミニズム運動のシンボルのような原作を映画に再誕生させた。今年9月に出版された中国語版小説『82年生まれ、キム・ジヨン』は16日を基準に中国最大規模のオンライン書店「ダンダン」でベストセラー小説部門1位にのぼった。中国だけで重刷まで合わせて6万5000部が発刊された。すでに日本では一度「K文学」の熱風を巻き起こした。日本で最もはやくベストセラーにのぼった韓国小説であり、昨年12月から現在まで14万部以上出版された。日本では演劇として作られたりもした。中国と日本だけでなく東南アジア諸国でも注目が集まっている。