【取材日記】Galaxy S10、自尊心よりもバグを早く修正することが重要
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.21 15:10
最近取り沙汰されているGalaxy(ギャラクシー)S10とノート10の指紋認識不具合問題はセンサーを納品したクアルコムに責任を転嫁するのは難しい問題だ。2製品の超音波指紋認識センサーだけではなく、既存の光学式センサーを搭載したギャラクシータブS6でも同じ不具合が見つかったためだ。中央日報が今月17日の記事で、「サムスン電子が今年4月に配布したパッチが問題の原因かもしれない」と言及したのもこのためだ。
事実、今回のバグは簡単に修正することができる問題だ。今月4月のパッチ以前のコードをもう一度適用すれば簡単に解決することができる。4月のパッチ配布以前は指紋認識率が低いというのが問題であり、今のようにジェルタイプのクリアケースを間に挟めば何でも認識してロック装置を解除していたわけではなかった。
サムスン電子無線事業部の機敏な(agile)決定が必要な状況だ。別の見方をすれば、超音波センサーの認識率にこだわるのか、製品のセキュリティ性を高めるか、2つのうち1つを選べばいい。