「親書外交」メッセンジャーの李洛淵首相、ふさがった韓日対話の扉を開く?
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.10.19 11:19
韓国政府が22日の天皇即位式をきっかけにふさがった韓日関係を解決するための動きに入っている。しかし日本は首相官邸を中心に、日本企業の国内資産強制執行に対する韓国の前向きな立場が必要だという立場を維持しているため、先行きは不透明だ。
◆「親書外交」で開始
対日対話のジェスチャーは、22-24日に韓国政府の代表として訪日する李洛淵(イ・ナギョン)国務首相が「使者」を自負して主導している。李首相は18日に報道された共同通信のインタビューで、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が安倍晋三首相に『親書を送るのはどうか』と言うので『書いてください』と答えた」と明らかにした。続いて「両最高指導者(文大統領と安倍首相)が歴史的な義務だと考えて(韓日懸案を)解決することを望む」とし「2人の在職中に解決可能だと考えてしなくてはいけない。文大統領も強い意志を持っている」と伝えた。