文大統領「民間活力ために建設投資の前倒しを」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.18 07:54
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、「庶民住居問題の解決のための住居供給を最大限前倒しし、交通難解消のための広域交通網を早期着工しなければならない」と話した。この日午後、政府ソウル庁舎で経済部署長官会議を主宰した席で、文大統領は「民間活力を高めるために建設投資の役割も大きい」と話した。
たとえ「計画されている建設時期を前倒ししようという意味であり、景気活性化のために新しい建設投資を行うべきだというものではない」〔青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者〕とは言っても、文大統領が人為的景気浮揚策に分類される建設と社会間接資本(SOC)の投資を強調したことは非常に珍しい。
また、文大統領が直接経済関連長官を1カ所に集めて会議を主宰したのは就任後2回目であり10カ月ぶりのことだ。現経済状況を重くとらえているという意味だとみられる。文大統領は「今年、世界経済は世界金融危機直後の2009年以降、最も低い成長率を記録するものとみられる。政府が重心を取って経済活力と民生安定に最善を尽くさなければならない」と話した。