韓経:「台風18号、韓半島上陸5日前に予測…日米より正確」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.17 09:57
済州道西帰浦市南元邑(チェジュド・ソギポシ・ナムォンウプ)は特に台風の影響を強く受ける場所だ。台風18号「MITAG」が韓半島(朝鮮半島)を通過した今月1~2日にも、同地域近隣の城板岳(ソンバンアク)サービスエリアには2日間で257ミリの雨が降り注いだ。
「台風の通り道」であるここに台風予報の前哨基地である国家台風センターを作った理由でもある。
今月14日、国家台風センター2階にある統制室を訪れた。台風予報の「ブレーン」役を果たす場所だ。正面には大型モニターと6台の小型モニターがリアルタイムで稼働していた。人工衛星「千里眼」からの衛星資料、風の流れを表す数値予報モデル資料、台風の移動経路を示す予報分析システム画面、海水面の温度が雨粒を感知するレーダー資料などが目に飛び込んできた。4人の予報官が4交代で24時間体制で勤務にあたりながらこれら資料を確認しながら北西太平洋で発生する台風を監視していた。