【噴水台】大統領の謝罪=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.17 09:40
1961年4月、米国のキューバ侵攻3日目にジョンF.ケネディ大統領は公式記者会見を行って侵攻を計画したのは米国政府であり、作戦は失敗に終わったと明らかにする。当時、ある記者は「なぜ国務省は黙殺で一貫したのか」と尋ねるとケネディはこのように答える。「追加の発表や議論をするとして責任を避けるわけにはいきません。私がこの政府の最終責任者であるためです」。
政治指導者の謝罪には3つの要素を備えるべきだというのが専門家の見解だ。①公式性=公開的な席で行えよ②直接性=本人が国民を相手に行えよ③責任性=すべての責任は自身で終わるという点を明確にせよ。したがって「十分に考えずに行われたような大統領の謝罪は逆効果を起こし得る」(韓国交通大学のイム・ドンウク教授)という指摘だ。