<W杯サッカー>孫興民「暴言行き交う荒れた試合…けがなく終えて幸い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.17 08:32
29年ぶりの平壌(ピョンヤン)南北対戦を終えて帰国したサッカー韓国代表の主将・孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)は「残念な試合だった」とし「勝ち点3を得られず残念だ」と語った。
15日に平壌の金日成(キム・イルソン)競技場で行われた韓国-北朝鮮の2022カタールワールドカップ(W杯)2次予選H組第3戦を終えた孫興民は、中国北京を経由して17日早朝に仁川(インチョン)国際空港に到着した。白昇浩(ペク・スンホ)や李康仁(イ・ガンイン)など欧州組は北京から欧州行きの飛行機に乗ったが、孫興民(ソン・フンミン)は航空便の時間が合わず韓国に戻った。
試合中に選手らが衝突する場面の映像がスウェーデン大使のSNSに掲載されるなど荒れた試合だったという評価について、孫興民は「相手はかなり激しくプレーした。暴言が行き交うこともあった」とし「北朝鮮の作戦だったのかもしれないが、誰か見ても荒いプレーだったし、敏感に反応した」と当時の状況を伝えた。続いて「試合に集中するよりけがをしてはいけないという考えを先にすることになった」とし「このような試合でけがをせず帰ってきたことだけでも意味がある」と語った。