安倍首相、李洛淵首相の訪日控えて「韓国と対話継続しなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.17 07:22
安倍晋三首相が16日、久しぶりに韓国との対話の必要性に言及した。参議院予算委員会で松川るい自民党議員から「もうすぐ李洛淵(イ・ナギョン)首相が訪日するが、日韓関係に対してどのように取り組んでいくつもりか」という質問を受けてだ。
安倍首相は「韓国は重要な隣国であり、北朝鮮問題をはじめ日韓あるいは日米韓の連携は重要であると認識している」と答えた。続いて「日韓関係の根本をなす日韓請求権協定の違反状態を放置するなど、信頼関係を損なう行為を続ける韓国に対し、まずは国際法に基づき国と国との約束を遵守することにより、日韓関係を健全な関係に戻していくきっかけを作ることを求めている」と述べた。ここまでは従来の立場とは違いはない。
その後、安倍首相は「同時に、われわれは対話は常に続けなければならないと考えている」とし「そういう(対話の)機会を閉ざす考えは全くない」とした。続いて「国と国との約束を守れ」という趣旨の発言を改めて繰り返した。