東京の猛暑のため五輪マラソンランナーは午後6時から走る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.16 15:31
東京オリンピック(五輪)が9カ月後に迫り、猛暑対策に関心が集まっている。ニューヨークタイムズ(NYT)は10日、東京オリンピックに対する懸念を伝えた。見出しは「史上最高に暑いオリンピックに東京が緊張している」(オンライン版)、「東京オリンピック予報:暑い、暑い、また暑い」(紙面)だった。
東京五輪は来年7月24日に開幕し、8月9日に閉幕する予定だ。1年のうち東京が最も暑い時期だ。NYタイムズは東京発のこの記事で、過去10年間の東京の8月の平均気温は28度とし、「気候変動による気温上昇で夏季五輪の開催地が苦労している」と指摘した。東京が初めて夏季五輪を開催した1964年当時、東京の8月の平均気温は26.6度だったと伝えながらだ。NYタイムズは「東京オリンピック組織委が数百万ドルを投入してさまざまなアイデアを出している」とし「一部は費用ばかりかかって効果がないという指摘が出ている」と伝えた。夏季五輪の特性上、野外で行われる競技が多いが、アスファルトの路上で熱気が加われば組織委の暑さ対策は意味がなくなると懸念されているのだ。