【コラム】閉ざされたサッカー南北対決、東京の韓日戦が同じ状況なら黙っているだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.16 14:43
2022カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選の南北対決(15日、平壌金日成競技場)は世界サッカー界で長く話題になりそうだ。中国を経由して平壌(ピョンヤン)入りしたサッカー韓国代表が無事に到着したのか、練習は問題なくできたのか、記者会見でどういう言葉が交わされたのか、短くて4時間後、長ければ一夜が過ぎた後に把握されたからだ。
テレビの生中継がなく、試合状況はアジアサッカー連盟(AFC)ホームページが提供する「文字中継」に頼るしかなかった。29年ぶりの男子サッカー平壌南北対戦に臨んだ韓国選手の汗と情熱が分単位で「コーナーキック」「反則」「選手交代」などいくつかの単語で処理されるのは不快だった。試合の映像は帰国する代表チームに渡され、17日以降に公開されるという。ネット上では「孫興民(ソン・フンミン)失踪事件」という表現も出ている。今が本当に21世紀なのかと感じるほどだ。