8年後の韓国、世界初の自動運転時代来るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.16 10:14
「8年後に韓国を世界初の自動運転国へ」。文在寅(ムン・ジェイン)政権の「未来自動車戦略」のキャッチフレーズだ。産業通商資源部など韓国政府は2024年までに自動運転を運転者の介入のない自動運転である「レベル4」に向けた制度を整え、2027年に高速道路など全国の主要道路で自動運転車の商用化を実現すると15日に発表した。「2024・2027」自動運転ロードマップで着々と進めれば世界初だ。
文在寅大統領はこの日京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)の現代自動車南陽研究所で開かれた未来自動車産業国家ビジョン宣布式に参加した。10日にサムスンディスプレー湯井(タンジョン)事業所を訪問し13兆ウォン規模の投資を引き出したのに続く「企業寄り」の歩みと解釈される。文大統領は「2030年に新車のうち30%をエコカーで占めたい。このために規模の経済に到達するまで政府補助金を維持する」と話した。また「性能検証と保険、運転者義務など自動運転関連制度を2024年までに整備し、3年後に通信・精密地図・交通管制・道路などインフラを備えて自動運転車を商用化する。2030年に未来自動車競争力1位の国になるだろう」とした。
一言でいえば、民間からエコカー・自動運転車が出てくれば、政府がインフラ・制度で後押しするという内容だ。このため政府は素材・部品に2兆2000億ウォンを投資し、民間部門を合わせて総額60兆ウォンを投入される。