チョ・グク氏「私よりも改革的な長官任命されるだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.16 07:42
韓国のチョ・グク前法務部長官(54)が14日、法務部の高位幹部に辞任意思を明らかにしながら「私よりも改革的な方が法務部長官にまもなく任命される予定」としながら「検察改革が支障なく続くように次期長官人事が迅速に進められるだろう」という趣旨の発言をしたことが確認された。当時、会議に出席した複数の法務部高位関係者は、中央日報に対して「チョ前長官の発言は次期法務部長官がすでに少数に絞り込まれたか内定段階に入ったという意味に聞こえた」と伝えた。
法務部はその後、第2期法務・検察改革委員会(委員長キム・ナムジュン)の委員にも「次期長官がすぐに来るので改革委の業務を引き続き行ってほしい」と要請したという。複数の改革委関係者は「チョ前長官辞任直後、後任者がすぐに来るという話に委員がやや慌てたりもした」と伝えた。チョ前長官は14日の退任の挨拶で「私よりもさらに強力な推進力を発揮する後任者にバトンを渡す」と明らかにしたことがある。政界ではチョ前長官が辞任前に文在寅(ムン・ジェイン)大統領に会って後任者を直接推薦した可能性も提起されている。チョ前長官の後任者としては、2017年新古里(シンゴリ)公論化委員長を務めた金知衡(キム・ジヒョン)前大法官(61、研修院11期)と盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で民情首席を務めた全海チョル(チョン・ヘチョル)共に民主党議員(57)らが有力視されている。