外観は「祝賀使節代表」、内幕は「特使」?…李洛淵首相の隠れた役割は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.15 09:13
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が徳仁天皇即位式への出席に合わせて22~24日に日本を訪問する。このような中、李首相の役割をめぐり「祝賀使節代表」という発表と「事実上の特使」という見方が交錯している。李首相を迎える安倍晋三政府がどれくらい関係転換の意志を示すかによって、代表か特使かが決まる見通しだ。
国務総理室では李首相の訪日に関連して「政府を代表する祝賀使節として行く」としながら「特使ではない」と強調している。韓日関係がもつれるだけもつれた状況で「大統領の特使」として認める場合、李首相はもちろん文在寅(ムン・ジェイン)大統領まで負わなければならない政治的負担が大きいためだとみられる。総理室関係者は「大統領の次の序列の行政府首班である首相に『特使』を取ってつけるのはふさわしくない」とし、李首相の対日特使説に対して否定し続けてきた。