韓経:韓国LCC「NOジャパン」の直撃弾…11年ぶりに乗客減る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.15 08:16
国内格安航空会社(LCC)の旅客が11年ぶりに減少傾向に転じた。韓日関係が悪化して日本に行く旅行客が急減したためだ。LCCは中国や東南アジアなどの新規路線開拓に乗り出しているが、景気低迷と競争激化などで業績改善は容易でないだろうという見通しが出ている。
韓国空港公社などが14日に明らかにしたところによると、チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、ティーウェイ航空、イースター航空、エアソウルのLCC6社が先月輸送した旅客は480万人で、昨年9月の505万人より5%ほど減った。LCC旅客が前年同月より減少したのは金融危機当時の2008年6月に12万人で20.4%減少してから11年3カ月ぶりだ。
当時韓星(ハンソン)航空(現ティーウェイ航空)とチェジュ航空の2社にすぎなかったLCCは、ジンエアーが2008年7月、エアプサンが2008年10月、イースター航空が2009年1月に順に運航を開始するなど着実に成長してきた。