<Mr.ミリタリー>金正恩の最終兵器SLBM、我々の力で克服すべき=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.11 13:44
北朝鮮は核交渉の再開を控えて絶妙な時期にSLBMを発射した。韓米当局がはかない希望を抱く間、北朝鮮はSLBMを既成事実化した。北朝鮮はさらに一歩踏み込んだ。韓米同盟を事実上解体すべきという。5日にスウェーデンで米朝非核化実務者会談が決裂した直後、北朝鮮側代表の金明吉(キム・ミョンギル)巡回大使は「我々(北朝鮮)の安全を脅かすすべての障害物が完全に疑う余地なく除去されなければいけない」と述べた。金明吉大使は北朝鮮を脅かした証拠として、韓米合同軍事演習と先端戦争装備の韓半島(朝鮮半島)配備を挙げた。金大使の要求は連合司令部の解体、韓国軍の先端武器確保中断などを意味する。北朝鮮は地上およびSLBM核戦争力まで備えながら、韓国には武装解除しろということだ。
今の雰囲気では北朝鮮の非核化は不透明だ。北朝鮮の目標は少なくともパキスタン水準の核戦争力を保有することだ。米国が年末までに「北朝鮮の安全を保証する新しい方法(韓米同盟瓦解)」を出すことができなければ、北朝鮮は豹変する可能性が高い。すでに相当な核兵器も確保した。しかしSLBMの実戦配備には1年ほどかかる。7月に北朝鮮が公開した新型潜水艦を進水しても試験運転期間が必要だ。したがって政府はゴールデンタイムの間、プランA・B・Cを準備しなければいけない。