文大統領「材料・部品・装備の中小企業と共生…サムスンが韓国経済を率いて感謝」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.11 08:41
「サムスンが半導体・携帯電話・ディスプレイ、このような分野で常に世界をリードしており、それで大韓民国経済をいつも率いて下さりいつも感謝している」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日午前、忠南(チュンナム)のサムスンディスプレイ牙山(アサン)工場を訪れて職員らと対話したものだ。文大統領が経済に関連した活動を本格化している。今月4日には大韓商工会議所のパク・ヨンマン会長など経済4団体長と午餐会を行い、8日閣僚会議の時は「企業に対する全方位での支援」を強調したことに続き、この日は産業現場の最前線に立っている企業を訪れた。
この日の行事はサムスンディスプレイが次世代ディスプレイ分野に2025年までに13兆1000億ウォン(約1兆1800億円)を投資するという内容の「ディスプレイ新規投資および共生協力協約式」で、文大統領がサムスン工場を訪れたのは昨年7月インド訪問の時にサムスン電子のノイダ新工場の竣工式と今年4月サムスン電子華城(ファソン)事業場に続いて3回目だ。経済に関連した活動を強化するのは、いわゆる「チョ・グク局面」の中でも「青瓦台(チョンワデ、大統領府)は青瓦台がすべきことをする」という基調に従ったもので、日本の輸出統制措置が11日で100日となる中で材料・部品・装備分野の競争力強化を応援し、促すためのものと考えられる。この日の行事の副題も「誰も見下げられないディスプレイ強国」だった。