米軍コブラボール、東海に出撃…北朝鮮弾道ミサイル発射兆候をキャッチ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.10 09:43
米朝スウェーデン実務交渉が決裂した(今月5日)後、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射再開を示唆すると米国が核心偵察機を東海(トンへ、日本名・日本海)に向かわせた。
9日、海外軍用機追跡サイト「エアクラフト・スポット(Aircraft Spots)」によると、この日午前5時ごろ、RC-135S 1機が沖縄県の嘉手納米軍空軍基地を離陸して東海に向かった。この偵察機は作戦開始から3時間後の午前8時ごろ基地に帰還した。コブラボール(Cobra Ball)と呼ばれるこの偵察機は最先端の電子光学装備で、遠距離から弾道ミサイルの軌跡を追跡する。北朝鮮の弾道ミサイル挑発局面でよく登場する米偵察資産だ。
このため、この日RC-135Sの飛行が北朝鮮の弾道ミサイル発射の兆候に関連するものではないかとみられている。RC-135Sはこれに先立ち、北朝鮮が新型大口径操縦ロケット砲を撃ったと主張した7月31日当日、東海上で該当の飛翔体を監視した。8月6日、新型短距離弾道ミサイル発射した時もこの機種が嘉手納基地を離れて西海(ソヘ、黄海)に出動した。