北朝鮮の脱線を懸念する米国、韓・日に会談結果「箝口令」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.09 16:19
5日(現地時間)にスウェーデンのストックホルムで北朝鮮外務省の金明吉(キム・ミョンギル)巡回大使と実務交渉をした米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表が韓国と日本を相手に交渉結果を共有したと、米国務省が8日(現地時間)明らかにした。米国務省は別の発表文を通じて「ビーガン代表が韓国・日本首席代表と2者および米韓日3者会談をした」とし「ビーガン代表は会談で北朝鮮の完全な非核化を達成して韓半島(朝鮮半島)に永久的な平和をもたらすための米韓、米日および3者の緊密な連携の重要性を再確認した」と述べた。
しかしビーガン代表がどのような内容を説明したかは伝えられていない。韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長は会談後、記者らに対し「どのようにして対話のモメンタムを維持していくかについて主に話し合った」とだけ伝えた。そして「(会談内容については外部に)話さないことにした」とし、記者の質問を受けずに去って行った。この日、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射に関連して招集された安保理非公開会議でも、米国のコーエン国連大使代行は実務交渉の具体的な内容を説明しなかったという。