「豊渓里3・4番坑道、補修すれば核実験可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.09 08:49
韓国の朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長が8日、北朝鮮が昨年爆破した豊渓里(プンゲリ)核実験場について「状況によって補完すれば復旧できる坑道もあるようだ」と明らかにした。その間、専門家の間で豊渓里核実験場の原状復旧の可能性に言及されることはあったが、軍当局がこれを認めたのは初めて。
朴議長はこの日、国会国防委の国政監査で「豊渓里の1、2番坑道は復旧が難しいが、3、4番坑道は状況によっては補修をして使用が可能」とし、このように述べた。「北の金明吉(キム・ミョンギル)外務省巡回大使が核実験再開を示唆したのでは」という河泰慶(ハ・テギョン)正しい未来党議員の質問に対してだ。金明吉巡回大使は5日の米朝実務交渉決裂後、「核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射の中止が維持されるかは全面的に米国にかかっている。決裂は米国が旧態依然とした立場・態度を捨てられなかったため」と核実験再開の可能性を示唆した。