文大統領「国論分裂ではない…国民の意向は検察改革」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.08 07:38
文在寅(ムン・ジェイン)大統領にとって「広場」は自らの役割を果たせていない代議民主主義を補完する装置だった。近ごろ、ソウル瑞草洞(ソチョドン)と光化門(クァンファムン)に分かれて「チョ・グク守護」と「チョ・グク辞退」を叫ぶ2つの声は国論分裂でない穏当な意見表出だった。文大統領は広場に出てきた市民に向かって「感謝申し上げる」ともした。
文大統領はいわゆる「チョ・グク局面」が始まって以降、広場に市民が集まったことに対して7日午後首席・補佐官会議を主宰しながら初めて立場を明らかにした。文大統領は「政治的事案に対して国民の意見が分かれるのはあり得ることだ。国論分裂だと考えない」と述べた。特に「代議政治が十分に民意を反映していないと思った時、国民が直接意思表示をするのは代議民主主義を補完する直接民主主義の行為として肯定的側面もあると考える」として「そのような側面で自身の大切な時間と費用を投じて直接声を出して下さった国民に感謝申し上げる」と話した。