<サッカー>孫興民の代理人「ナポリ移籍説は一部分だけを引用報道」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.07 10:40
「孫興民(ソン・フンミン)はナポリに移籍しない」。孫興民(27、トッテナム)の代理人ティス・ブリマイスター氏(42、ドイツ)が「ナポリ(イタリア)移籍説」を一蹴した。ブリマイスター氏は6日、中央日報の電話インタビューで「孫興民に関連してナポリ球団といかなる連絡も取り合ったことはない」と明らかにした。
孫興民のナポリ移籍説は5日(韓国時刻)、「フットボールイタリア」などが「代理人が孫興民の潜在的なナポリ移籍の可能性を話した」と報道して浮上した。同メディアによると、ブリマイスター氏は同日、イタリアのラジオ「マルテ」のインタビューで「まだ我々の選手のうちナポリと契約した選手はいないが、所属選手をナポリに移籍させたい考えがある。最も好きなディエゴ・マラドーナがプレーしたチームであるため」と話した。続いて「以前にナポリの関係者と話したことがある。当時の人はもう球団にいないが、ザルツブルクとナポリの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ2連戦(24日、11月6日)で競技場を訪れてミーティングを進めてみる」と伝えた。またブリマイスター氏は「孫興民がナポリでプレーできない理由はない。サッカー界ではいかなることでも『絶対にない』と話してはいけない。孫興民はイタリアはもちろん料理や人も好む。移籍料が高い孫興民を連れてくるのは容易なことではない。しかしいつかそのようことが起こることもあり得るし、誰にも分からない」と語った。ただ、フットボールイタリアはブリマイスター氏が放送でこのように話した背景を明らかにしなかった。