米朝、前例のない予備接触…ストックホルム極秘交渉、韓国は除外
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.04 15:13
ハノイ会談から220日余りぶりに実務交渉に突入した米朝が4日午前(現地時間)、本協議に先立つ予備接触を行う。米国側からは国務省対北朝鮮特別副代表を務めているマーク・ランバート次官補が出席、北朝鮮側からはクォン・ジョングン元外務省アメリカ局長が出席するものと予測されている。
今回の予備接触はスティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮特別代表と金明吉(キム・ミョンギル)北朝鮮外務省巡回大使が、本格的な「談判」をする前に行われる。一種の様子見となるわけだが、実務交渉で予備接触の段階を置いたのは異例のことだ。首脳級会談とは異なり、実務レベルでは実質的な非核化の議論が行われるほかないため、その重さも格別だ。
米朝が互いに望む状況にならない場合、予備接触で駄目になる可能性もある。北朝鮮側は9月の1カ月間、対外宣伝媒体などを通じて米国側に「新しい算法」を求めてきた。