高校3年生の母も35歳の主婦も「腹が立って生まれて初めて集会に出た」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.04 08:37
チョ・グク法務部長官の辞退と文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する人々が3日、ソウル市内の広場に総集結した。「反チョ・グク」を掲げてだ。汎保守勢力が主導した集会の歴史上最も多くの市民が光化門(クァンファムン)広場、ソウル広場、崇礼門(スンネムン)の前など世宗(セジョン)大路一帯に集まった。人波が埋め尽くして地下鉄駅を抜け出ることだけで30分以上がかかったりもした。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾当時、光化門集会以来最多の人が集まったのではないかという分析も用心深く出てきた。
この日の集会は主催勢力により様々な所に分かれて開かれる予定だった。これに伴い、午前から世宗大路の所々に勢力別に集会の拠点が作られた。文在寅下野汎国民闘争本部〔教保(キョボ)ビル前、午後1時〕、一波万波愛国者連合〔東和(トンファ)免税店前、午後2時〕、韓国教会祈祷連合(ソウル広場、昼間12時)、太極旗革命国民運動本部〔大漢門(テハンムン)前、昼間12時〕、自由韓国党(世宗文化会館前、昼間12時45分)、ウリ共和党と千万人無罪釈放本部(ソウル駅広場、昼間12時30分)などだ。
だが、勢力別境界は正午を過ぎて意味がなくなった。午前10~11時から広場に姿を表わし始めた集会参加者らが昼間12時以降急激に集まり、ソウル駅から光化門まで長さ2キロメートル、幅100メートル(往復10~12車線)の空間に巨大な「人間帯」が作られた。集会に参加した市民は「文政権、審判チョ・グク拘束」「文在寅退陣」などのピケを手にして「チョ・グクを罷免、文在寅政権は退陣」などを叫んだ。