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スウェーデンのブックフェアで韓江氏に大きな関心…K-POPに続き韓国文学ブーム到来?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.30 13:40
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「最初から私たちは個人的なことと政治的なことを区分できない生活を送っています」

27日(現地時間)、スウェーデン・ヨーテボリのスウェーデン展示会場で開かれたセミナーで、小説家の韓江氏(ハンガン)が悲劇的な歴史と個人の関連性に対する考えを明らかにした。「ヨーテボリ・ブックフェア」行事の一環として開かれたこのセミナーは、「社会歴史的トラウマ」というテーマで行われた。韓氏は「小説『少年が来る』は歴史的事件を扱っていて大きな話のようだが、私にとってはそれは個人的な本だ。また『菜食主義者』は一個人の内面に沿っているようにも見えるが実は政治的な話」と説明した。

 
光州(クァンジュ)出身の韓氏が2014年に出版した『少年が来る』は1980年光州民主化運動当時、戒厳軍に対抗して死を迎えた中学生と周辺人物の残酷な運命を描いた小説だ。2016年ブッカー国際賞を受賞した小説『菜食主義者』は、家父長制に踏み付けられて個人を失われるある女性の内面を繊細に描いた作品だ。

韓氏は「20世紀は韓国だけでなく全世界に傷を残した時間だったと考える」と話した。歴史の悲劇は彼女にとって創作の入り口になったりもした。小説『すべての、白いものたちの』に登場するポーランド・ワルシャワが代表的な例だ。ワルシャワは第2次世界大戦当時、爆撃で灰となり虐殺が横行したところだ。韓氏は「その小説を書いた2014年、ワルシャワに滞在した。人々が四季を通じて草花で哀悼する姿を見ながら、我々韓国人は首都の中心でこのような哀悼をしたことがあっただろうかと思った」と話した。続いて「1980年5月(光州民主化運動)だけでなく、2014年春(セウォル号惨事)の悲劇に対しても心のままに哀悼できなかった状況を思い出しながら文章を書いた」と振り返った。

今年の「ヨーテボリ・ブックフェア」の主人公は韓国、そして韓国文学だった。1985年にスタートしたヨーテボリ・ブックフェアはドイツのフランクフルト・ブックフェアに次いで世界で2番目に大きな国際図書展だ。1万1000平方メートル(3300坪)規模の展示場に38カ国・約800機関・会社が参加した。26~29日の4日間、会場は8万人を超える来場者で混雑した。世界で読書率が最も高い国にふさわしく、本に対する熱気にあふれていた。

韓国-スウェーデン修交60周年を迎えて主賓国として参加した韓国は「人間と人間性」という大テーマの下、韓国の作家によるセミナーや展示、文化行事などを開催した。キム・グムヒ、キム・スム、キム・ヘンスク、シン・ヨンモクら韓国を代表する9人の作家が対談を行い、キム・ジウン、イ・スジ、イ・ミョンエら絵本作家も読者と会った。大韓出版文化協会のユン・チョルホ会長は「今回スウェーデンに紹介される作家とその作品は、韓国の特殊な状況を反映しながらも世界の人と共感できる普遍性がある」と説明した。

171平方メートル(約52坪)規模で設置された韓国館には韓国図書77冊と韓国絵本54冊が展示された。床は他の展示空間とは違って、1度傾斜していた。韓国館の設計を手がけた建築家のハム・ソンホ氏が、かすかな傾きを通じて「私たちは皆、運命の傾斜に置かれた座り心地の良くない椅子に座っている存在」という主題を表現しようと考えたためだ。


スウェーデンのブックフェアで韓江氏に大きな関心…K-POPに続き韓国文学ブーム到来?(2)

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    スウェーデンのブックフェアで韓江氏に大きな関心…K-POPに続き韓国文学ブーム到来?(1)

    2019.09.30 13:40
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    9月26~29日、スウェーデンで開かれた「ヨーテボリ・ブックフェア」。フランクフルト・ブックフェアに続き世界で2番目に大きな国際ブックフェアだ。韓国が主賓国として招待された今年のフェアには世界38カ国の出版関係者が参加した。チョン・アラム記者
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