駐韓中国大使「韓中ともに貿易戦争の被害者…中米争い、怖くない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.27 11:21
米国と中国の覇権競争が全方向に拡散しながら韓半島(朝鮮半島)に荒波が打ち寄せている。中国の「一帯一路(One belt One road)」戦略に米国はインド太平洋戦略で対抗しながらアジア太平洋が波打っている。専門家は米中の覇権争いが長期化すれば、中間に挟まった韓国が最大の被害を受けるだろうと懸念している。中国の考えを知るために、新中国建国70周年(10月1日)を契機に邱国洪・駐韓中国大使(62)に単独インタビューを行った。職業外交官出身だが「外交的修辞(レトリック)はあまり好きではない」としながら比較的ストレートに答えてくれた。
--「2つの100年(中国共産党創党100年の2021年、新中国建国100年の2049年)」というマイルストーンを前面に出した中国は究極的にどのような国を追求するのか。
「中国はまだ開発途上国だ。発展がまだ充分ではなく、不均衡な発展の矛盾が目立つ。今後、相当長い時間の中で最も重要なことが発展だ。2つの百年目標を実現するために努力し、中国を富強・民主・文明・調和の社会主義現代化国家にしていく」