青瓦台「対北関係の根本的転換に合意」…ホワイトハウスの発表にはなく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.26 07:55
国連総会(米ニューヨーク)に出席し、トランプ大統領との首脳会談などを終えた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日午後に帰国する。文大統領は歴代大統領(任期内1、2回)とは違い、異例にも3年連続で総会に出席した。米朝実務者会談が迫った状況で、予定になかった韓米首脳会談が突然決まったからだ。
両首脳が65分間の韓米首脳会談を終えた後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官は「両首脳は韓米両国が北との関係を転換し、70年近く続いてきた敵対関係を終息し、韓半島(朝鮮半島)の恒久的平和体制を構築する意志を再確認した」と発表した。
青瓦台はこのうち「転換」という言葉を強調する。首脳会談の結果文を発表する際は当事国間の協議をする。今回の会談後、両国は通常の関係改善(improve)の代わりに関係転換(transformation)という表現を使ったが、ここには北朝鮮との関係を根本的に変化させるという積極的な意志が込められているということだ。ただ、ホワイトハウスの発表には「transformation」という表現が含まれていない。