文大統領「チョ・グク長官に明白な違法ない…改革ため任命」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 15:04
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9日、チョ・グク法務部長官の任命について「国民の分裂につながりかねない状況を見ながら大統領として深く悩まざるを得なかった」とし「しかし原則と一貫性を守るのがさらに重要だと考えた」と明らかにした。
文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で国民向け談話を発表し、「チョ・グク長官の場合、疑惑の提起が多く、配偶者が起訴され、任命に対して賛成と反対の激しい対立があった」としながら、このように述べた。
文大統領は「人事聴聞会まで終えて手続き的な要件をすべて満たした状態で本人が責任を負うべき明白な違法行為が確認されなかったが、疑惑だけで任命しない場合は悪い先例になる」と強調した。