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台風13号、歴代5番目の強風…屋根直そうとして30メートル飛ばされ惨事=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 08:57
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8日午前9時、忠清南道礼山郡吾可面(チュンチョンナムド・イェサングン・オガミョン)のある果樹園。2000坪余り(6630平方メートル)に達する果樹園には収穫して売られるはずだったリンゴがあちこちに転がっていた。7日、忠清南道の西海岸(ソヘアン)に沿って北上した台風13号が通って残した爪痕だった。幸い農作物災害保険に加入していたため一部は補償を受けることができるが、1年間の農作業が一瞬にして水の泡になる様子を見た農場主人のパクさん(83)はため息を吐いた。

台風13号によって韓国各地で人命・財産被害が続出した。8日、中央災害安全対策本部によると、この日午後7時基準で、今回の台風に伴う人命被害は死亡3人・負傷13人と集計された。全羅北道扶安(チョルラブクド・プアン)では家屋の全壊により2人の罹災民が発生した。救助に出動した消防署員と警察官もそれぞれ5人、6人が負傷した。

 
死亡者は忠清南道・京畿道(キョンギド)・仁川(インチョン)がそれぞれ1人ずつとなっている。忠清南道では7日午前10時30分ごろ、保寧市藍浦面(ポリョンシ・ナムポミョン)でチェさん(75・女性)が強風に飛ばされて亡くなった。チェ氏はトラクター保管倉庫の屋根が強風で飛ばされるのを防ごうとしてトタン屋根と一緒に30メートル飛ばされた後、亡くなったものと推定されている。仁川でもこの日午後2時44分ごろ、仁荷(インハ)大病院駐車場近くの建物の塀が崩れて市内のバス運転手Aさん(38)が下敷きになり、近くの病院に運ばれたもののそのまま亡くなった。

台風13号の影響で全羅南道黒山島(フクサンド)では瞬間最大風速が秒速54.4メートルを記録した。この風速は1959年から韓国を通った歴代台風の中で最も強力だった2003年台風14号の秒速60.0メートルなどに続き5位に該当する。

台風警報が解除された後に本格的に復旧作業が始まったが、復旧にはかなりの期間を要するというのが関係当局の見方だ。台風によって全国の農耕地1万4468ヘクタールで被害が発生した。7516ヘクタールの水田で稲が倒れ、3396ヘクタールは浸水した。3356ヘクタールの果樹園で収穫前のリンゴやナシなどが落ち、ビニールハウスなど施設も229ヘクタールが被害を受けた。台風で16万1646世帯が停電により不便を強いられた。このうち99.8%はすでに復旧している。空の便は仁川空港と済州空港で国際線それぞれ5便、1便が欠航した。7日には13カ所の空港で232便が欠航した。全国5カ所の国立公園91本の探訪路が統制され、旅客船は江陵(カンヌン)~鬱陵(ウルルン)など6つの航路・7隻の運航が統制された。

大きな被害は済州や全羅南道・忠清南道など主に海岸地域で発生した。済州では停電でヒラメ2万2000匹余りと豚500匹余りが死んだ。

全羅南道と済州では避港していた船舶23隻が転覆し、水産物養殖施設7カ所で全半壊の被害が出た。済州道でミカンを栽培しているヒョンさん(79)は「若い頃から農作業をしているが、このように強い台風は初めて見た」とし「秋夕(チュソク、中秋)などの大きな行事に備えて1年間、大切に育ててきたのに危機に処した」と話した。

韓国政府は地方自治体を通じて正確な被害規模を把握して追加被害が懸念される地域は安全管理を継続している。政府と地方自治体で構成された合同調査団を設け、復旧計画も樹立する方針だ。

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