米CSIS「北、金泉里基地1000キロ級『火星9』運用…日本も打撃圏」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 08:07
米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が6日(現地時間)、北朝鮮の「金泉里(クムチョンニ)ミサイル基地」施設を取り上げ、日本全域が打撃圏に含まれると分析した。ビクター・チャ韓国碩座とジョセフ・バミューデス研究員はこの日、北朝鮮専門サイト「分断を越えて(Beyond Parallel)」に報告書「未申告の金泉里ミサイル運用基地」を掲載した。バミューデス氏は米国防情報局(DIA)分析官出身で、北朝鮮専門サイト「38ノース」の研究員としても活動した北朝鮮軍事施設専門家だ。
報告書はこれまで危険度が「地下ミサイル貯蔵庫」程度として低く評価されていた、あまりよく知られていなかった金泉里ミサイル基地を江原道安辺郡(カンウォンド・アンビョングン)の北朝鮮戦略ミサイルベルト内の重要な基地だと分析した。「北朝鮮弾道ミサイル部隊を管轄する人民軍戦略軍所属の前方ミサイル運用基地」という評価だ。
金泉里基地は非武装地帯(DMZ)から北に75キロメートル、ソウルからは北東に165キロメートル離れている。東京からは西に1100キロメートル離れている。報告書は金泉里基地の武装水準から見る時、韓国全域はもちろん、沖縄の米軍基地を含めた日本全域を威嚇することができると警告した。