【コラム】日本との戦い、電撃戦でない高地戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.03 07:20
数年か前、日本人知人が日本外務省の公務員に任用された。メッセンジャーで冗談を言うほどの韓国語実力を備えた人だった。日本の外交官身分である彼と久しぶりに会って近況を尋ねた。「君は韓国語資源だからこれから韓国と本部(外務省)だけを行き来するだろう」。ところが、彼は「いや」として「韓国人が多く住んでいる米ロサンゼルスやニューヨークの日本領事館にも行く可能性がある」と答えた。彼の説明はこうだった。
「『従軍慰安婦』問題のためだ。私のような人がロサンゼルスやニューヨークに行けば日本政府の立場を在米同胞社会と現地メディアにきちんと伝えることができるだろう」。彼が話したわけではないが、日本軍性的奴隷(慰安婦)に対する日本政府の謝罪と賠償を促す在米同胞団体の動向を把握することも引き受ける可能性が大きい。