今度はオランダPSVアイントホーフェン、絶えない旭日旗論争
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.08.29 10:28
また旭日旗論争だ。今度はオランダ、しかも韓国ファンにとっては朴智星(パク・チソン)・李栄杓(イ・ヨンピョ)の「古巣チーム」として有名なPSVアイントホーフェンだ。
アイントホーフェンは28日(日本時間)、公式SNSを通じて堂安律(21、日本)の移籍を伝えた。日本国家代表としてもプレーしている有望株の堂安は、オランダ・フローニンゲンでプレーしていたが、このほどアイントホーフェンに移籍することになった。アイントホーフェンはチームのユニフォームのトレードマークである赤の縦縞が入った侍の装いで刀を手にする堂安のカリカチュアとともに「堂安律がアイントホーフェンのユニホームを着ることになった。まもなくメディカルテストが行われる予定であり、移籍手続きは数日内に完了する」と説明した。
問題はアイントホーフェンが堂安の移籍を伝えると同時に使ったカリカチュアの背景が旭日旗模様だったという点だ。旭日旗は旧日本軍旗であり、現日本海上自衛隊旗として使われている旗で、第2次世界大戦戦犯国である日本の帝国主義を象徴している。韓国など被害国家で、ドイツの「ハーケンクロイツ」(鉤十字、ナチス旗)と同じものとして「戦犯旗」だと主張している理由だ。しかし、グローバル市場では旭日旗が堂々と使われていて、国際サッカー連盟(FIFA)や国際オリンピック委員会(IOC)などもハーケンクロイツと比較した時、旭日旗問題の深刻性を認知することができずにいる。