iPhone11にOLED納品も…LGが笑えない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.23 10:10
アップルが近く出す最新作「iPhone11」(仮称)にLGディスプレイが有機発光ダイオード(OLED)パネルを供給する。LGディスプレイがiPhoneにOLEDパネルを供給するのは初めて。
IT業界によると、LGディスプレイは最近、京畿道坡州(パジュ)工場でiPhone11シリーズに搭載されるOLEDの量産に入った。新作iPhoneの初期生産量(6500万台)のうちLGディスプレイは10%前後(600-700万台)分量のOLEDをアップルに納品する計画という。同社は昨年下半期、アップルのOLED品質基準を通過した。
テレビ用の大型OLEDを独占生産するLGディスプレイはその間、中小型OLEDでは苦戦してきた。収率(生産量に対する無欠陥製品の比率)問題のためだ。アップルもiPhoneXに初めてOLEDを搭載し始めて以降、事実上サムスンディスプレイからパネルの供給を受けてきた。LGが2番目の供給企業となり、アップルもサムスンへの依存度を最小化することになった。