GSOMIA破棄に衝撃を受けた河野外相、真夜中に韓国大使を招致
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.23 07:44
韓国政府が22日、韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)の破棄を決めると日本が遅い夜に南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を招致した。真夜中に大使を招致したのは異例的だ。韓国のGSOMIA破棄決定に大きな衝撃を受けた日本政府が不満を強く表明するための計算された行動だとみられる。
河野太郎外相はこの日夜9時30分ごろ、外務省に南大使を呼んで韓国政府の今回の決定に強く抗議したと明らかにした。河野外相はこの日「韓国政府が本協定の終了を決定したことは、現下の地域の安全保障環境を完全に見誤った対応と言わざるを得ず、きわめて遺憾だ」と話した。
また「韓国政府は今回の発表内容の中で安全保障の流れから協定(GSOMIA)終了の決定と日本の輸出管理運用の修正(貿易規制強化)を関連付けた」とし「だが、全く次元の異なる問題を混同してこういう決定をしていることに断固として抗議したい」と強調した。