防弾少年団を育てたパン・シヒョク氏「K-POPもKゲームのように育てていく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.22 13:53
韓国芸能事務所Big Hitエンターテインメント(以下、Big Hit)はどのような青写真を描いているのだろうか。防弾少年団(BTS)が連日前代未聞の記録を書き続けている中で、世界音楽産業従事者が注目している部分だ。韓国だけでなく、米国・英国などポップ市場の頂点に上った状況で、彼らの「ネクストステップ」に関心が集まっている。
21日、ソウル大峙洞(テチドン)で開かれた「共同体と共にするBig Hit会社説明会」に登場したBig Hitレーベル部門のパン・シヒョク代表は「音楽産業の革新」を話した。「従来の産業パラダイムを変えて新たなソリューションで売り上げ増大、市場規模の拡張、システムの改善」を実現し、これを踏み台として「グローバル音楽市場のフロンティアになる」という趣旨だ。
Big Hitの今年上半期の売り上げは2001億ウォン(約177億円)。すでに昨年の年間売り上げ2142億ウォンに迫る成果を上げている。上半期の営業利益も391億ウォンで昨年全体641億ウォンの60%水準だ。パン・シヒョク代表は音楽産業のパイを大きくするための戦略に先立ち、成長を遂げたゲーム産業モデルに言及した。2017年基準で韓国の音楽市場規模は9億6700万ドル(約1030億円)でグローバル市場に占める比率は2%に過ぎないが、ゲームは100億6500万ドルで6%台だ。