崖っぷちに立つ韓国の液晶パネル…サムスンとLGの異なる悩み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.22 08:50
中国の物量攻勢に韓国製液晶パネルが力を失っている。サムスンディスプレーは忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)の工場の第8.5世代液晶パネル生産ラインのうちL-8-1ラインを近く稼動中断する。LGディスプレーも最近京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の工場にある同じ世代の液晶パネルラインの稼動中断を検討している。
最近市場調査会社IHSマーケットが調査した結果、テレビ用65インチ液晶パネルの平均価格は先月基準185ドルで、前年同期の245ドルから24%下がった。あるディスプレーメーカー関係者は、「中国企業などが大規模に在庫を保有しており、今後もパネル価格が下落するとの見通しが多い」と説明した。