韓国与野党「金大中大統領の知恵で韓日葛藤を解決しよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.19 08:01
金大中(キム・デジュン)元大統領逝去10周忌の18日、政界は一斉に「金大中元大統領の知恵で韓日葛藤を解決しよう」と主張した。日本の「痛切な反省とお詫び」を明文化しながらも未来志向的な関係を築いていくことにした1998年の金大中-小渕宣言の意味を再確認しながらだ。
文喜相(ムン・ヒサン)国会議長はこの日、ソウル銅雀区(トンジャクク)ソウル顕忠院で行われた追悼式で「金大中大統領は1998年の金大中-小渕宣言当時、日本の議会で『両国が過去を直視しながら未来志向的な関係を築かなければいけない時』と力説した。韓日両国の過去・現在・未来を見通した驚くべき洞察力と鋭い慧眼」と述べた。続いて「いま両国関係は大きな壁にぶつかってしまったが、明らかな点は大韓民国の国力は強く国民の底力はさらに強いということ」とし「わが国民は能動的に堂々とこの困難を乗り越えていくだろう」と語った。