雨を突き抜け光化門広場に10万人「NO安倍」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.16 09:02
「我々が歴史の証人だ。日本と安倍は強制動員を謝罪せよ」74周年光復節(解放記念日)を迎えた15日、市民の叫び声が激しく降る雨を突き抜けて響いた。日本の輸出規制に始まり最近1カ月以上続く反日の熱気により「反安倍」を叫ぶ声が高まった。
キョレハナ・民族問題研究所など10団体あまりから構成された「強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動」は同日午前、ソウル広場で「光復74周年、日帝強制動員問題を解決するための市民大会」を開いた。2000人(主催側推算)の市民が参加した。強制徴用被害者のイ・チュンシクさん(95)とヤン・クムドクさん(90)も参加した。
2人の被害者は短く被害事実を証言し、日本政府の謝罪を求めた。戦犯企業の日本製鉄を相手に被害賠償判決を受けたがイ・チュンシクさんは「言いたいことは多いが胸がつかえてここで全て申し上げることができない。(ここにいらっしゃる方々に)非常に感謝している」と述べた。ヤン・クムドクさんは「日本に行けば学校に通わせてくれてお金を稼ぐことができると言われて行ったが、仕事ばかりして苦労して帰ってきた」とし「トイレに行って少し遅れても、どこで遊んで来たのかと殴り、ご飯は3さじ食べたらなくなった」と当時を回想した。続いて「日帝強占期には我々がやられたが今は強い国になったから皆さんが一心同体になって安倍の言うことを聞かず日本を糾弾しよう」と叫んだ。