「私が死んだらあの少女像はどうなるか」慰安婦のため息
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.14 13:25
許すまいと思った。罰を受けさせようと思ったけれど…未来が千里のような青年たちが自分の足で歩いてやって来て申し訳ないと謝罪するのを知らんぷりすることができなかった。良い道を進ませなければ。その青年たちが日本からお金をもらってやった訳じゃないから大丈夫。(イ・オクソンさん)
日本軍「慰安婦」被害生存者のおばあさん達は、自分たちの象徴のような「平和の少女像」を嘲笑した青年たちを先月24日に許した。数日後に会ったイ・オクソンさん(92)は淡々と上記のように語った。
先月6日、20〜30代の韓国人男性4人が京畿道安山市常緑区(キョンギド・アンサンシ・サンノクグ)の常緑樹駅広場の少女像に唾を吐いて嘲笑し、日本語で「天皇陛下万歳」と叫んだ。少女像民間管理団体は彼らを侮辱罪で告訴した。警察の調査後も「謝罪せずに処罰を受ける」と主張していた男性らは、結局先月24日、おばあさん達が住む京畿道光州市(クァンジュシ)の「ナヌムの家」を訪問し、正座して頭を下げ謝罪した。その時おばあさん達は厳しく青年を叱りもしたという。