【時視各角】強制徴用、「欺罔」を「浪漫」だと?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.13 09:54
24年前の1995年初夏、記者は日本にいた。2週間、東京・神戸・広島・北九州を汽車で電車で巡った。寺院や納骨墓を訪ねて回りながら確認したのは、50年余り前に亡くなった人々の白い遺骨が入った箱と壷、死亡者名簿だった。
日帝強占期の日本の領土で強制労働に遭って犠牲になった彼らの足跡をたどるシリーズ取材だった。日本各地のダムや発電所、炭鉱、鉄道にはすべて韓国人の血と汗、涙が染み付いていた。彼らはダイナマイト発破作業で体が吹き飛び、トンネル崩壊で生き埋めになり、横になってようやく体を押し込むことができる炭鉱窟で石炭を掘りながら命を失った。