「韓米同盟請求書」のキーワードはホルムズ・GSOMIA・防衛費
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.10 09:47
米国のエスパー新国防長官が8、9日に訪韓し、トランプ発「韓米同盟請求書」が公式的に伝えられた。9日の外交部、国防部、青瓦台(チョンワデ、大統領府)での会談でだ。要旨は韓日間の葛藤にもかかわらず韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を再延長し、来年度から適用される在韓米軍防衛費分担金を大幅に引き上げ、イランに対抗して米国が推進中の中東ホルムズ海峡護衛連合体に参加してほしいということだ。
この日、就任後初めてとなる韓米国防相会談でエスパー長官は事実上、ホルムズ海峡護衛連合体への派兵を要請した。国防部の関係者によると、エスパー長官はホルムズ海峡の「航行の自由」の必要性を強調し、韓国政府の連携を強調した。これに対し鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は「我々の国民と船舶も(海峡を)利用しているため、いろいろと代案を検討している」と答えたという。
GSOMIA延長もテーブルに載せられた。鄭長官は「日本が最近、韓国を『ホワイト国(安全保障友好国)』から排除し、韓日米安全保障協力に悪影響を招いた」と指摘した。これに対しエスパー長官は「韓日米3カ国の協力が必要」という原則論に言及しながら遠回しにGSOMIA「維持」の立場を伝えた。