韓国政府、ホワイト国から日本排除を延期…日本産石炭灰輸入は規制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.09 07:49
韓国政府が日本を「ホワイト国」(安全保障友好国)から除外する措置を留保した。一方、日本産石炭灰を輸入する際の放射能・重金属検査は大幅に強化することにした。日本との戦線の拡大を自制しながら、日本産輸入品に対する「規制カード」を取り出したのだ。
政府は8日、洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官の主宰で日本輸出規制対応関係長官会議を開いた。産業通商資源部は「関係部処長官会議で戦略物資輸出制度について議論した結果、具体的な内容と推進日程については今後確定することにした」と明らかにした。今後の日本の対応によって正面対抗レベルを調節するという戦略的カードと解釈される。
この日、国政懸案点検調整会議を主宰した李洛淵(イ・ナギョン)首相も日本の輸出規制に相応の措置を取るという発言をしなかった。李首相は「日本の経済攻撃が原状回復するよう外交的努力を強化する」と述べ、外交的な解決法を強調した。