河野外相の元秘書・李成権元議員「自民党にも貿易報復に納得できない議員いる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.08 14:43
河野太郎外相は韓国で無礼論争で良く知られた人物だ。韓国大法院の強制徴用判決と日本の輸出規制措置局面で文喜相(ムン・ヒサン)国会議長に対して「人間」と称し、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使には通訳が終わらないうちに「ちょっと待ってください」と言って言葉を遮る場面が目撃された。
河野外相は一時知韓派に挙げられていたことがある人物だ。2015年行政改革担当として安倍内閣に入閣する前のことだ。河野外相が1993年に日本軍慰安婦問題に対して謝罪した河野洋平・元官房長官の息子である上に、衆議院議員時代には韓国初・再選国会議員との交流が少なくなったためだ。河野外相は議員室補佐陣に韓国人を採用したこともある。
過去、「河野議員室」の韓国人職員として働いた経験のある一人が李成権(イ・ソングォン)正しい未来党政治研修院長だ。第17代国会議員(ハンナラ党所属)出身の李氏は駐神戸韓国総領事(2012~2015年)を務めた。日本政府・議会に多くの人脈を持つ「日本通」でもある。李氏は今月6日、中央日報との電話インタビューで、最近、日本の輸出規制措置で最悪に突き進む韓日関係に対して慎重に口を開いた。李氏は「日本国内で出回っている(韓国に対する)誤った情報が安倍政府の論理により内部統制なくそのまま露出し、韓国を(十分に)理解できずにいる側面がある」とし「私が知る限りでは、日本の与党(自民党)内でも安倍政府の経済措置に対して納得できない議員がいる」と話した。