人民元破七、為替操作国…アジアの証券市場に2日続けて強烈パンチ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.07 08:10
米中貿易紛争が為替戦争に戦線を広げ世界の金融市場が揺れ動いた。米国財務省が5日に中国を為替操作国に指定して世界経済はパニックに陥った。米中対立長期化にともなうグローバル不確実性が市場の不安をさらに拡大している。
恐怖で最初に崩れたのは米国市場だった。この日中国が心理的支持ラインとしていた「1ドル=7元」が崩れる「破七」を容認すると、トランプ米大統領がツイッターで「中国が通貨価値をほぼ史上最低値に落とした。これは為替操作だ」と非難した。市場は落ち込んだ。5日に米国の主要証券市場は3%ほど急落した。ニューヨーク証券市場でダウ平均は2.90%、ナスダックは3.47%落ちた。
衝撃は大西洋を渡った。欧州証券市場も一斉に落ち込んだ。独DAX指数は前日より1.8%下落した、仏CAC40指数は2.19%、英FTSE100指数は2.47%下落した。