韓経:「韓日紛争」に大打撃のエンタメ株…JYP、12%急落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 14:50
韓流ブームに乗って急騰した韓国エンターテインメント株が急降下している。最近、韓日関係が冷え込みながら芸能企画事務所の主要収益源の一つである日本活動が萎縮するだろうとの懸念が高まっている。業界1位のSMエンターテインメントに機関投資家が求めた経営改善方案をSM側が拒否したことも悪材料として作用した。
5日、コスダック(KOSDAQ)市場でJYPエンターテインメントは2450ウォン(12.13%)下落した1万7750ウォンで取引を終えた。SM(-8.49%)、YGエンターテインメント(-10.08%)も急落した。この日、コスダック指数が7.46%急落した中でエンタメ株の下落幅はそれを上回った。現代車証券のユ・ソンマン研究員は「韓日関係の悪化が長期化すれば、日本国内のK-POP活動に制約を受けかねないという懸念がバリュエーション(実績比株価水準)下落で現れている」と説明した。
エンタメ株は2016年、中国のTHAAD(高高度ミサイル防衛体系)報復当時に株価が急落して以降、「YouTube熱風」に乗って盛り返した。JYP株価は2年ぶりに4000ウォン台から3万9800ウォン(2018年10月)と10倍近く上昇した。