李在鎔サムスン電子副会長、非常経営に突入「緊張はするが、恐れずに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 11:21
李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が6日から全国に位置したサムスン電子事業場を回って現場点検に出る。日本政府が2日、韓国を「ホワイト国リスト(安保上輸出優遇国)」から排除した後、サムスン電子が4日ぶりに本格的な非常経営に突入したと分析される。
5日財界によると、李副会長はこの日、韓国のある事業場でサムスン電子・サムスン電気・サムスンSDI・サムスンディスプレイなど主な電子・部品系列会社の社長団を招集して非常経営会議を開いた。日本政府が韓国をホワイト国リストから排除して以降李副会長の初公開日程だ。
李副会長は先月13日にも緊急社長団会議を開いた。ただし、当時は日本輸出規制項目の直接的な影響を受ける半導体・ディスプレイ部門が対象だったといえば、今回は全体電子系列会社の最高経営者が総出動した。危機の範囲と度合いがそれだけ強まったという意味だ。